ニシアフリカトカゲモドキ
West African Fat-tailed Gecko(通称:ニシアフ)
レオパード(ヒョウモントカゲモドキ)と同じ「トカゲモドキ科」の仲間。 西アフリカ生まれの 夜行性のヤモリ で、ぽってりとした体と もっちり太い尻尾が特徴。
レオパとは違う 「もちもち系」の かわいさ があります。
※ 本ページの価格情報は 2026年5月時点の参考相場です。
実際の価格は 時期・店舗・個体差で変動します。
最新の正確な価格は、お近くのショップでご確認ください。
※ 本ページの飼育情報は 一般的な指標です。
個体差や飼育環境で変わります。
気になる点は ショップや獣医にご相談ください。
基本情報
- 和名:ニシアフリカトカゲモドキ
- 英名:West African Fat-tailed Gecko
- 学名:Hemitheconyx caudicinctus
- 分類:トカゲモドキ科(ヤモリの仲間、レオパと同じグループ)
- 体長:18〜25cm
- 寿命:10〜15年(飼育下では20年近くも)
- 原産地:西アフリカ(セネガル、ナイジェリア、カメルーン等)の 半乾燥地帯
- 性格:温厚、夜行性、ややシャイ(臆病)。慣れればハンドリング可
いがいと、かわいいポイント
- とにかく もっちり体型。レオパよりさらに ぽっちゃり感がある。
- 太い尻尾に栄養を貯める。"Fat-tailed" の名前の由来。
- 動きが レオパよりもさらに ゆっくり、おっとり。慌てない子が多い。
- 大きな目に まぶたがある。眠そうな表情がたまらない。
- 顔つきが少しだけ 気難しそうに見えるけど、性格は穏やか。
- シェルター(隠れ家)の中で くつろぐ姿が見られる。
飼育難易度:レオパより少し難しい?
結論:レオパが飼える人なら、ニシアフも飼えます。ただし「湿度管理」が レオパより少しシビアです。
レオパと比べて 似てるところ:
- 温度管理 必要(変温動物だから)
- 紫外線(UVB)ライト 必須ではない(夜行性)
- 餌の頻度 週2〜3回でOK
- 大型ケージ 不要
レオパより 大変なところ:
- 湿度は 50〜70% 必要(レオパは40〜60%でOK)
- 乾燥に弱い → 脱皮不全 起きやすい
- ウェットシェルター か 湿度補給は ほぼ必須
- 個体によっては 食欲の波が大きい
必要なお金は?
初期費用:3〜10万円
- ケージ:1〜3万円
- パネルヒーター:2,000〜5,000円
- ウェットシェルター(湿度キープ用):1,000〜3,000円
- 床材:500〜2,000円
- 水入れ:500〜1,500円
- 温湿度計:1,000〜2,000円
- 生体(ノーマル個体):8,000〜20,000円
月額:1,500〜4,000円
- 餌代:500〜2,000円
- 電気代(保温):500〜1,000円
- 消耗品(床材交換など):500円〜
モルフ別 価格目安
- ノーマル:8,000〜20,000円
- アメル(アルビノ系):15,000〜25,000円
- オレオ:15,000〜35,000円
- ホワイトアウト系:25,000〜70,000円
- 組み合わせモルフ:7〜20万円
※ 同じモルフでも 血統や個体差で価格は変動します。
近年は流通量が増え、価格は徐々に手頃になってきています。
必要な装備
必須装備(これがないと飼えない)
- ケージ:幅30〜45cmで十分。レオパと同じサイズ感。
- パネルヒーター:ケージ底面の1/3程度に敷く
- ウェットシェルター:湿度確保の要、ニシアフでは ほぼ必須
- 床材:キッチンペーパー or 専用ソイル(保湿性ある方がベター)
- 水入れ:浅めの小さい皿
※ 飼育環境の湿度が高い場合、霧吹きで壁面に水滴を作る方法もあります。ニシアフは滴を舐めて水分補給する個体も多いです。 - 温湿度計:湿度管理が重要なので 必須
あるとよいもの
- 霧吹き(湿度補給用、ウェットシェルターあれば頻度少なめ)
- セカンドシェルター(ドライ側にも置く)
- レイアウト装飾(流木、人工植物)
餌は何をあげる?
食べるもの
- コオロギ:生餌の定番
- デュビア:ゴキブリの一種、栄養価高い
- ミルワーム:おやつ程度
- 冷凍コオロギ:生餌が苦手な人向け
- 人工飼料:レオパドライ、レオパゲルが代用可能
頻度
- ベビー(〜半年):毎日
- ヤング(半年〜1年):1日おき
- アダルト(1年〜):週2〜3回
食欲の波について
ニシアフは レオパよりも 食欲の波(食べない時期)が大きい個体がいます。
数週間 食べないこともありますが、尻尾に脂肪を貯めているので しばらくは大丈夫。
ただし、体重・尻尾の細さの変化は要観察。
カルシウム ダスティング
餌にカルシウムパウダーをまぶしてから与えるのは レオパと同様。
骨の健康のため、必須の習慣です。
温度・湿度管理
適温
- ホット側(パネルヒーター上):28〜32度
- クール側(ヒーターから離れた所):24〜26度
- 温度勾配を作る(レオパと同様)
湿度(ニシアフ特有)
- 適正湿度:50〜70%(レオパよりも高め)
- ウェットシェルターで局所的に湿度キープ
- 乾燥しすぎると 脱皮不全のリスク高い
温度が下がると、ニシアフも消化不全に
レオパと同じく、25度以下になると 食べたものを消化できず、
腸内で食べ物が腐って 最悪 死に至ります。
1年中、温度管理は怠らないでください。
湿度が低すぎると 脱皮不全
ニシアフは レオパよりも乾燥に弱い種類。
脱皮の時期に湿度が足りないと、皮膚や指先に古い皮が残り、
そこから 壊死・指の脱落につながります。
寿命はどれくらい?
10〜15年。飼育環境がよければ20年近く生きることも。
レオパと同じく、人生の長い時間を 一緒に過ごす相棒になります。
モルフの世界
ニシアフのモルフは、レオパほど種類は多くありませんが、
近年 新しいモルフが増えており、選ぶ楽しみがあります。
柄・模様系のモルフ
- ノーマル: 茶色+濃茶のバンド模様。野生に近い、入門の鉄板。
- ストライプ: 背中に白い縦線が入る。
- アベラント: バンド模様が乱れている、不規則な柄。
- グラニット: 地色に細かい斑模様が入る。
- パターンレス: 模様がほぼなく、単色寄り。
- ズールー: シャープな縞模様。
色系のモルフ
- アメル(アルビノ系): メラニン色素がなく、縞模様が灰色〜白っぽい。地色はオレンジ寄り。目が赤い。
- キャラメル: 全体がキャラメル色っぽく明るい。
- ホワイトアウト: 白ベースに黒ぶち模様。人気急上昇。
- オレオ: 黒っぽい部分が広がる、コントラスト強め。
- スノー(TUGスノー等): 白+灰色寄りで雪のような印象。
- ゴースト: 色が薄く抜けたような印象、脱皮前のような色味。
コンボモルフ(組み合わせ)
2つ以上のモルフを かけ合わせた個体が多く流通しています。
- ホワイトアウト × オレオ
- ホワイトアウト × ズールー
- アメル × キャラメル
- パターンレス × アメル
- 他、無数のバリエーション
※ コンボモルフは 価格が大きく上がる傾向。
ヘテロ(het:見た目に表れない遺伝情報を持つ個体)の組み合わせで さらに多様化。
最初の1匹を選ぶコツ
最初は ノーマル か アメル がおすすめです。
・価格が手頃
・流通が安定
・飼育情報が豊富
慣れたら 憧れの組み合わせモルフへ。
飼ってみたくなった方へ
まずは「飼う前に知ってほしいこと」もご覧ください。
費用、大変なこと、自分に向いてるかチェックなどをまとめています。
いがいと、もちもち。
いがいと、奥深い。
ニシアフは、レオパとは違う魅力で迎えてくれます。
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