クレステッドゲッコー
Crested Gecko(通称:クレス)
南太平洋・ニューカレドニア生まれの 樹上性のヤモリ。 頭から背中にかけて 「まつげ」のような突起があるのが名前の由来。
人工フードだけで飼えるという飼育の手軽さで、近年大人気の子です。
※ 本ページの価格情報は 2026年5月時点の参考相場です。
実際の価格は 時期・店舗・個体差で変動します。
最新の正確な価格は、お近くのショップでご確認ください。
※ 本ページの飼育情報は 一般的な指標です。
個体差や飼育環境で変わります。
気になる点は ショップや獣医にご相談ください。
基本情報
- 和名:オウカンミカドヤモリ
- 通称:クレステッドゲッコー、クレス
- 英名:Crested Gecko
- 学名:Correlophus ciliatus
- 分類:イシヤモリ科(樹上性のヤモリ)
- 体長:20〜25cm(尾を含む)
- 寿命:15〜20年(飼育下で20年超えも)
- 原産地:ニューカレドニア(南太平洋)
- 性格:温厚、夜行性、樹上性、ハンドリング可能
いがいと、かわいいポイント
- 頭から背中の 「まつげ」のような突起。クレスの最大の特徴。
- 大きな目に独特の瞳の模様。神秘的な顔つき。
- 指先に 趾下薄板(しかはくばん)。ガラスでも登れる粘着パッド。
- 夜になると 活発に動く。木登り、ジャンプも上手。
- 色のバリエーションが豊富。茶系、オレンジ系、白系など。
- 気分で 体色が変わる(ファイヤーアップ/ファイヤーダウン)。
飼育難易度:実は初心者にも優しい
結論:爬虫類の中でも、特に初心者向きの種類です。
初心者向きの理由:
- 人工フードだけで飼える(生餌が苦手な人でもOK)
- 温度が常温に近い(22〜26℃)
- UVBライト 不要(夜行性)
- ハンドリングしやすい
- 強健で 病気に強い
注意点:
- 湿度 60〜80% 必要(霧吹きでの加湿が必須)
- 尾が切れても再生しません(脱落注意)
- 樹上性なので 縦長ケージが必要
- 夏場は30℃超え注意(暑さに弱め)
必要なお金は?
初期費用:3〜8万円
- ケージ(縦長、30×30×45cm程度):1〜3万円
- 霧吹き or 自動加湿器:500〜5,000円
- パネルヒーター(冬用):2,000〜5,000円
- 登り木、観葉植物:1,000〜3,000円
- 水入れ、餌入れ:500〜1,500円
- 温湿度計:1,000〜2,000円
- 生体(ノーマル個体):8,000〜15,000円
月額:1,000〜3,000円
- 人工フード代:500〜1,500円(コスパ良い)
- 電気代(保温):500〜1,000円
- 消耗品:500円〜
※ 餌のコスパが良いのも クレスの魅力。
モルフ別 価格目安
- ノーマル:8,000〜15,000円
- 人気モルフ(ハーレクイン、フレイム等):18,000〜30,000円
- 中級モルフ(ダルメシアン、タイガー等):25,000〜60,000円
- 高級モルフ(リリーホワイト等):30,000〜10万円超
※ 同じモルフ名でも 発色・血統で価格は大きく変わります。
必要な装備
必須装備(これがないと飼えない)
- ケージ:縦長タイプ(30×30×45cm程度〜)。樹上性なので 高さ重要
- 霧吹き:毎日 朝晩 湿度補給用
- 登り木・流木:立体的に登れる環境
- 観葉植物(フェイクOK):隠れ場所+湿度キープ
- パネルヒーター(冬用):側面に貼る
- 水入れ:底面に小さな水入れ
- 餌入れ:ペースト状フード用の浅い皿
- 温湿度計:湿度管理必須
あるとよいもの
- 自動霧吹き装置(毎日の手間 軽減)
- 暑さ対策(夏場 冷却ファン等)
- カルシウムパウダー(人工フードに含まれていることが多いが念のため)
餌は何をあげる?
クレスの最大の魅力は 人工フードだけで飼えること。
人工フード(メイン)
- パンゲアフルーツミックス:定番、栄養バランス◎
- レパシー:有名ブランド、味のバリエーション多い
- クレスト・グルメ:人気の高い人工フード
- 水で溶かしてペースト状にして与える
時々与えるもの(任意)
- コオロギ、デュビア(タンパク強化)
- 果物(ベビーフード状、たまに)
頻度
- ベビー:毎日
- ヤング:1日おき
- アダルト:週3〜4回
虫を扱いたくない人に最適
人工フードだけで完結する数少ない爬虫類。
「爬虫類飼いたいけど 虫は無理」という人の救世主。
温度・湿度管理
適温
- 昼間:22〜26度(人間の体感に近い)
- 夜間:18〜22度
- 30度超えは危険(暑さに弱い)
湿度
- 適正湿度:60〜80%(高め必要)
- 朝晩の霧吹きで湿度キープ
- 夜間に湿度が上がる環境を作る
夏場の高温に注意
クレスは 暑さに弱い 種類です。
30度を超える環境が続くと体調を崩します。
夏場はエアコンで部屋ごと管理が必須です。
尾は再生しません
多くのヤモリと違い、クレスは 尾が切れても再生しません。
無理なハンドリング、ストレスでの自切に注意。
尾なしでも生きていけますが、見た目は変わります。
寿命はどれくらい?
15〜20年。飼育下で20年を超える個体も。
ヤモリ系では かなり長寿。
若い時に お迎えすると、人生の節目を 何度も一緒に迎えることになります。
モルフの世界
クレスのモルフは「色」「柄」「鱗」の組み合わせで多彩。
近年は新しい系統が次々と作出されています。
柄系のモルフ
- ノーマル:茶色〜オレンジ系、自然な配色
- フレイム:背中に炎のような模様
- ハーレクイン:フレイムが脚にまで広がる、人気No.1級
- ピンストライプ:背中に細い縦線
- タイガー:虎柄のような縞模様
- ブリンドル:不規則な縞模様
- パターンレス:柄がほぼない、単色寄り
色・特殊系のモルフ
- リリーホワイト:白っぽい体色、ファイヤーアップでも白い。憧れの系統
- ダルメシアン:黒い斑点が散らばる
- スーパーダルメシアン:ダルメシアン斑点が大量
- アクシス:白い斑点が散らばる
- パイボール:白い部分が大きく出る
コンボモルフ
ハーレクイン×ダルメシアン、リリーホワイト×タイガー など
モルフを組み合わせた個体が 多く流通しています。
最初の1匹を選ぶコツ
最初は ノーマル か フレイム がおすすめです。
・価格が手頃
・健康な個体が多い
・飼育情報が豊富
慣れたら ハーレクインやリリーホワイトなど 憧れの系統へ。
飼ってみたくなった方へ
まずは「飼う前に知ってほしいこと」もご覧ください。
費用、大変なこと、自分に向いてるかチェックなどをまとめています。
いがいと、飼いやすい。
いがいと、長い付き合いになる。
クレスは「初めての爬虫類」にも、長く愛され続けます。
🦎 Reptiles Search